教育・スポーツ委員会県内視察

2022年8月18日

久しぶりに開催された県内視察に参加しました。知多市に建築された名古屋オーシャンズの「オーシャンズフィールド」と知多郡美浜町にあります日本福祉大学美浜キャンパスの「スポーツラボ」を視察してきました。名古屋オーシャンズはフットサルリーグで、15大会中14回チャンピオンになっているチームです。この施設は選手のより強化練習の為に2022年に設置されました。

 

屋内コート1面、屋外コート3面、があり、屋内コートではトップクラスの選手が練習していました。日本人だけではなくブラジルの選手もみえ、そのスピードの速さに圧倒されました。屋内コートはボールが当たっても壊れないように、壁がコンクリートの打ちっ放しで強度を高め、試合中の声が響かないように壁に角度がつけてあり反射しにくいようになっています。

 

専用トレーニングセンターには、メディカルルーム・マシンルーム等の素晴らしい設備が揃っており、選手も10人以上がこの知多市に移住しているそうです。チームのマスコットキャラクターの『太陽くん』は、「キャプテン翼」の漫画家の高橋陽一先生が書かれたと伺いました。日本1、アジア1、世界1のチームを目指して、選手の皆さんが練習に励んでいる様子を見ることができました。

 

午後からは日本福祉大学美浜キャンパスを見学しました。スポーツ科学部の施設に伺い、教育理念とSALTOのコンセプトについて調査しました。『すべての人々の人生をスポーツで輝かせる』をテーマに、トップアスリートや地域のスポーツ愛好家、障害のある人を含む子どもから高齢者まで、すべての人にスポーツの楽しさと健康をできる力を持った人を養成するというねらいです。

 

施設見学をさせていただきましたが、障害のある方々の目線に立っての配慮がいたることろに見られました。建物の周りにスロープが設置してあり、車いすでもスムーズに他の階に移動できるようにしてります。トレーニングルームも車いすのまま使用できるように、また着替えやトイレ、付き添いの人も一緒に使用できるスペース等、細かい配慮がされていました。

 

最後に美浜町が取り組むスポーツまちづくりと運動公園整備について、概要説明を受けました。日本福祉大学の隣に現在建設中で、陸上競技場、多目的広場、遊具広場、交流広場等、現在は陸上競技場の観客席が見えました。近くを流れる山王川の整備も同時に進めるということで、災害時には避難場所、防災拠点、仮設住宅予定地ともなるそうです。全ての完成は令和9年とのことでした。